ギターでよく使う楽譜の説明です。
五線譜でない楽譜もあります
楽譜って五線譜のことって感じですよね
うん、でもギターだと五線譜じゃない楽譜もよくつかうの
4つの要素のどれが必要かで楽譜が変わります
「リズム」「メロディー」「ハーモニー(コード)」「歌詞」の4つの要素のうち、知りたいことだけ記述した楽譜が使われることがあるの
そのほうが分かりやすそう
弾き語りだったら歌詞とコードだけでも十分
ギターで弾き語りしたいときは何が分かればいいとおもう?
うーん、知ってる曲だったら歌詞とコード進行が知りたいかも。メロディーとかリズムはなんとなくで大丈夫そう
そこそこ知ってる曲をギターで弾き語りしたい。こんなとき、リズムやメロディーはなんとなく分かっているので、コード進行と歌詞を教えてもらえれば十分だったりする。
なので、板書の一番下に描いてあるようなものが便利。歌詞の上に、使うコードを書き込んであります。コードダイアグラムが一緒に描いてあることもあります。

小節ごとにコードだけ書いてある譜面もよく使います
小節ごとにコードが書いてある楽譜もシンプルで分かりやすそう
うん、板書の上から3つめ。課題曲のスタンドバイミーもこれ使ってみますね
これなら練習しながら書き込みしてもよさそう
リズムのパターンを書き込んだり、歌詞やメロディーを五線譜で追加することも(リードシートとかCメロ譜とか言ったりします)。バンドでオリジナルの曲を作るときも、多くの場合、こういうシンプルな譜面からはじめたりします。
ギタリストならタブ譜もよく使う
タブ譜ってなんですか?
うん、板書の上から2つめ。五線譜よりもギターの演奏を完全に書き表せるのでギターの練習にはとても便利なの
五線譜よりも正確な楽譜なんてあるんですか?
うん、五線譜はどちらかというと意味で書いてあるんだけど、タブ譜はもっと具体的な事実が書いてあるかんじなの
具体的なのはうれしいです
ギターの場合、指板の上に音色の違う同じ音が何か所もあって、五線譜だけだとそれがわからないの
ピアノとちょっと違うんですね

板書の3つめや4つめみたいな、コード進行が分かるシンプルな譜面をコード譜って言ったりしますね。
さて、準備はばっちり。次回、いよいよスタンドバイミーを弾いてみます(最終回)。