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じぶんで整備

じぶんで整備:新型コペンにない排ガス装置

排気ガスの浄化装置、法定点検の項目にあっても車種によっては搭載されてないものもあるんです。調べてみた車両は新型コペン(LA400K)の CVT タイプです


エンジンルーム内の排気ガス処理に関係する部品

法定点検の項目にあっても、搭載されていない排ガス装置もある

法定点検の検査項目って、クルマによっては関係ないものもあるの。特に排気ガス関係の装置とか

新型コペンだと「二次空気供給装置」「減速時排気ガス減少装置」「排気ガス再循環装置(EGR)」の 3 つ が見当たらないかも

ちなみに、搭載されていない(代替の機能もない)装置については「該当無し」ってことで法定点検の用紙のチェック欄には斜線を入れておきます

二次空気供給装置

排気ポートにエアクリーナーからの新鮮な空気を入れて排ガスを再燃焼させるの

HC(炭化水素)や CO(一酸化炭素)の低減に効果があるとか。でも、NOx(窒素酸化物)の低減には効果がないみたい

最近のクルマには採用されていない

この装置、新型コペンには付いてないっぽいです

うん。最近のクルマには採用されてないみたい。触媒とかエンジン制御技術とかが進歩して使われなくなったとか

二次空気供給装置、バイクでは今でも採用されているものもあるそうです

減速時排気ガス減少装置

減速するときにスロットルバルブを急に閉じると未燃焼のガスがドバっと排出されちゃうの。そうならないようにバルブをゆっくり閉じるようにしてくれるのがこの装置

電子制御で同じような処理がされている

新型コペンだとそれっぽい部品は見当たらなくって…

うん。最近のクルマは電子制御なのでこの装置自体は付いてないみたい。でも、電子制御で同じような処理はしてるの

電子化された減速時排気ガス減少装置が搭載されてますって感じですね

以前にディーラーでしてもらった2年点検でも、減速時排気ガス減少装置は搭載されているものとしてチェックされてました

排気ガス再循環装置(EGR)も付いてないことがある

※ EGR = Exhaust Gas Recirculation

法定点検の項目に、排気ガス再循環装置(EGR)ってのもありますよね

うん。排気ガスを EGRバルブで制御された配管を通して吸気側に戻すの。再度エンジンで燃焼させることで排気ガスを浄化させる仕組み

排気ガス処理よりは「燃費向上」が目的

排気ガス再循環装置(EGR)って最近のクルマにはよく搭載されてるんですよね

最近の車に EGR が採用されているのは、どちらかというと燃費向上のため。EGR を採用すると燃費がよくなるらしいの

ガソリン車については触媒の性能向上、コンピュータによる精密な燃焼制御のおかげで、排気ガスの浄化が目的なら付けなくても大丈夫なんだとか

レスポンス重視のクルマには搭載されないことがあるらしい

EGR、最近のクルマなら付いてるはずってことで新型コペンのエンジンルームを探し回ったんです。けど、それらしい部品がどこにも無くって

で、ふとディーラーさんにしてもらった2年点検(24ヶ月点検)の用紙を確認したら…

排気ガス再循環装置(EGR)の項目は斜線(該当無し)。つまり、付いてないみたい

EGR があるとレスポンスが悪くなったり、エンジンが汚れやすくなったりするらしいの。燃費よりレスポンスを重視するクルマだと EGR が採用されないこともあるとか

スポーツカーとかだと EGR が無いってことがあるんですね


その他の配管

排気の配管、他の排ガス発散防止装置についてはこちら

吸気側の配管についてはこちら