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じぶんで整備

じぶんで整備:タイヤを精度よく取り付ける

タイヤの取り付け、荒っぽく作業すると乗り心地が悪くなったり、燃費が悪くなったりするらしいんです。場合によっては走っているうちにホイールナットが緩んじゃうことも。DIY で作業するときのポイントをまとめておきますね。今回使用した車両は新型コペン(LA400K)です


純正ホイールは、丁寧に作業すると十分な精度で取り付けられるように出来ている

タイヤの取り付け、業者さんみたいにインパクトレンチでガガガッてやっちゃえばあっという間ですよね

うーん。でも DIY でインパクトレンチで締めちゃうのはちょっと怖いかも。誰でも加減なしに強引に締めちゃうことができるので。緩めるのはいいんだけど…

やっぱり手締めでトルクレンチとか使ったほうがいいのかな?

うん。今のクルマはトルクレンチを使って丁寧に作業すれば十分な精度で取り付けできるようにできてるの。場合によっては業者さんにガガガッて取り付けてもらったときより燃費や乗り心地がよくなることも

ナットの仮締めまでは丁寧に

クルマがジャッキアップされて、タイヤが外された状態から説明しますね

タイヤの取り外しについてはこちら

タイヤを取り付けてホイールナットを指で奥まで捻じ込む

タイヤをセットしたら、ホイールナットを指で可能なところまで捻じ込みましょう

いきなり工具でガッツリ締めこまないんですね

うん。特にいきなりインパクトレンチとかは危ないです。電動工具だとネジがちゃんと噛んでなかったり、位置がずれたりしててもそのまま強引に捻じ込まれちゃいます

ネジ山が痛んだり、タイヤの取り付け位置がズレて歪んだりしたら困っちゃいますもんね

タイヤを上下にガタガタさせると、ナットはさらに捻じ込める

指でしっかり捻じ込んだら、タイヤを少し下から持ち上げるようにして、上下にガタガタさせましょう。そうするとナットはさらに指で捻じ込めるの

ほんとだ。ガタガタするたびに、けっこう捻じ込めますね

これを、すべてのナットが指で捻じ込めなくなるまでやりましょう

タイヤメーカー系の業者さんでは、精度の高い取り付けをするために機械でタイヤに振動を与えながらナットを締める有料サービスをやってるところもあるとか。タイヤをガタガタさせながらナットを捻じ込んで安定させていくのも基本的なしくみは同じです

工具を使って軽く仮締めする

指で締められなくなったら、レンチで軽く仮締めしましょう

普通のレンチで「ぎゅ~」っと締めればいいんですね

うん。対角(千鳥)に締めていきましょう

ダイハツ 新型コペン(LA400K)取扱説明書(01999-B2415)より引用

トルクレンチで締めます

ジャッキをゆっくり下げて、タイヤが接地して動かない状態まで車体を下す

仮締めができたら、ジャッキを下げるんですね

うん。完全に下さずにタイヤが地面に接地して動かないくらいまでにしておくのがおすすめ

ナットはトルクを変えて 2~3 回に分けて締付けます

今度はトルクレンチを使って対角(千鳥)に締めていくんですね

うん。まず規定トルクの50%くらいで対角(千鳥)にすべてのボルトを締めましょう。そのあと同じように規定トルクですべてのボルトを締めましょう

丁寧に作業したいときは 50%、75%、規定トルクと 3 回に分けてもいいかも

詳しくはこちらをどうぞ

ジャッキを完全におろして完了

ジャッキを完全に下して終了です。お疲れさまでした

50~100km くらい走ったらナットが緩んでいないかチェック

タイヤの取り付けをしたあと 50~100km くらい走ったら、緩んでいないかチェックすると安心

でも、ここに書いてあるくらい丁寧に作業していれば、チェックしなくても大丈夫かも

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