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じぶんで整備:キャパシタ機能搭載、古河電池の「UltraBattery エクノ IS」に交換(新型コペン LA400K)

寿命となったカオスバッテリーを、古河電池の UltraBattery ECHNO IS(エクノ IS)M-42 に DIY 交換しました。作業中のメモリーバックアップにはカーメイトのメモリーキーパーを使っています

カオスバッテリーのレビューはこちら


古河電池 エクノ の上位製品はキャパシタ機能付き

新型コペン(LA400K)のバッテリーを、古河電池の「UltraBattery エクノ IS M-42」に DIY で交換しました

それはキャパシタ機能が搭載されてる新型バッテリーですね

エクノにはキャパシタ機能のない製品もあるので注意

そういえば、”UltraBattery” って入ってない「ただのエクノ IS」ってのもあって、そっちにはキャパシタ機能はないそうです

でも、どっちもアイドリングストップ対応ではあるんですね

古河電池株式会社のホームページより引用

古河電池のアイドリングストップ車用バッテリーにはラインナップ(グレード)が二つあって、キャパシタ機能が搭載されているのは左の「UltraBattery」と入っているほう

買うときに間違えないよう、気を付けましょうね

電気を蓄えておく方法は大きく分けて 2 通り。ひとつはバッテリー、もうひとつはコンデンサ(キャパシタ)。バッテリーは比較的たくさんの電気を蓄えておくことができるけど、充電に時間がかかります。おまけに充電を繰り返すと劣化しちゃう。一方、コンデンサ(キャパシタ)はそんなに多くの電気を蓄えられないけど、充電が超高速な上に、充電を繰り返してもほとんど劣化しません

この 2 つの良いとこ取りができちゃえばってことで、古河電池さんがそれを実用化。”UltraBattery エクノ IS” にはその技術が搭載されているとのこと

で、この新技術なんですけども、ほんとに効果があるのか、新型コペンに載せて試してみることにしました。使いながらレビューしてみようとおもいます

バッテリー交換の準備

交換作業にどうしても必要なのは 10mm のナットを回せる工具、あとできればメモリーをバックアップするグッズも用意しましょう

  • 絶対に必要なもの
    • 新しいバッテリー(UltraBattery ECHNO IS M-42)
    • 10mm のナットを回せる工具(スパナなど。ディープソケットとラチェットハンドルがあると便利)
  • あると便利なもの
    • メモリーバックアップツール(交換作業中、クルマの設定を保持しておくグッズ)
    • ISバッテリー対応の充電器(取付前に満充電にしておくといいです)
    • トルクレンチ(10 Nm以下のトルクが測れる小型のもの。どのくらいまで締付けたらいいのか迷わなくてすみます)

届いたバッテリーの確認

これが 古河電池 の UltraBattery ECHNO IS の M-42 です

安心の日本製、重さは 10.7 kg。軽量を謳っているカオス M-65 よりさらに 100g 軽いのは、きっと古河電池のエンジニアさんの根性

バッテリーってほんと重いですよね。なので取っ手があると作業が断然しやすいです。白い容器は純正バッテリーと同じかんじ。機能的でこれはこれで好きかも

製造年月日の確認

製造年月日はバッテリーに貼られたラベルに「日月年」の順に刻印されてるの

ちょっと見づらいけど… 300522D、ということで製造日は 2022年5月30日 ですね

うん、まだ作られて1か月半くらい。出来たてほやほやですね。今回は楽天ノルオート(Norauto)さんで購入、税込 9910 円 でした

アイスト車でも 3 年補償あり

なんと、アイドリングストップ車でも 3 年補償

普通はパナソニック カオス や ユアサ エコアールで 2 年、製品によっては 1年半 なので、3 年はちょっとすごいかも

でも、パナソニック カオスも延長保証キットで 3 年保証になりますよね

うん。たしかに 3 年保証になるけど、延長保証キットは掛け捨ての保険商品みたいなものなので、メーカーの製品補償とはちょっと意味合いが違うかも

となると、期待できる製品寿命は、一般的なアイスト対応製品 が 1年半、パナソニック カオス や ユアサ ECO.R が 2 年、古河電池 UltraBattery エクノ IS が 3 年 ってとこかもですね

取り付け前の充電

アイドリングストップ用バッテリーに対応した充電器があったら、取り付け前に充電しておきましょう

アイドリングストップ用バッテリーに対応した、BAL(大橋産業)Eco Charger No.2704

持ってないときは?

とりあえずそのまま取り付けちゃいましょう

バッテリー交換の手順

バッテリー交換のやりかたって、どんなクルマでもだいたい同じっぽいですね

うん、手順はだいたいこんな感じ

  1. OBD2 端子にメモリーキーパーを接続
  2. 10mm の工具でナットを緩めてマイナス端子を外す
  3. 10mm の工具でナットを緩めてプラス端子を外す
  4. 10mm の工具でナットとボルトを緩めてステー(バッテリーを押さえている金具)を外す
  5. 古いバッテリーを慎重に引っ張り出して、新しいバッテリーに入れ替える
  6. ステーを取り付ける
  7. プラス端子を取り付けてナットを締める
  8. マイナス端子を取り付けてナットを締める
  9. OBD2 端子からメモリーキーパーを外して作業完了

やってみると思ったより簡単にできちゃうかも

作業のポイント

作業するときのポイントをまとめておきますね

メモリーのバックアップツールを使いましょう

クルマの設定のやり直しをしなくて済むように、メモリーのバックアップツールを用意しましょう。今回はカーメイトのメモリーキーパーを使いました

カーメイトのメモリーキーパー SA201

メモリーキーパーについては、こっちに書いておきました

今回の作業でバッテリーを外していた時間は 20 分くらい。でも、まだまだ電池は余裕ありそうでした

取説には 30 分以内に作業してくださいって書いてありますね。電池の容量から考えると 30 分過ぎたら絶対だめってことはないので、慌てず作業してくださいね

取り外したバッテリー接続端子には、手袋をかぶせておくと安全

バッテリーの接続端子、外したあとに手袋をかぶせておくのがおすすめ

作業中にうっかりショートとか恐いですもんね

新しいバッテリーについていた端子キャップも、取り付け、取り外しするときにバッテリーにつけておいた方がショート対策になるかも

バッテリー端子とステーの締付トルク

小型のトルクレンチがあると、普通サイズのナットやボルトの締付具合で迷わなくて済みますね

SK11 のデジタルトルクレンチ SDT3-030。測定範囲は 1.5~30 Nm

バッテリー端子のネジは M6。このナットは 5~6 Nm くらいで締めることが多いみたい

新型コペンのバッテリー端子(ネジの呼び径M6)。ある程度しっかり締めないと振動で外れるし、締めすぎると端子に亀裂が入って外れる… ということで適度な締付が重要

ステーはバッテリーが変形しないように締付けすぎに注意だとか。バッテリーを両側から押さえるタイプのステーだと 3 ~ 5 Nm くらいが多いみたいなんだけど…

新型コペンのステーって、片側が車体にとめてあって、もう片側の方だけでバッテリーを押さえつけてる感じですよね

そう。車体側はしっかり固定して、ステーのアームを板バネ的に使ってバッテリーを押さえつけているような。車体側のボルトは M8 なので、T系列で考えて 12 Nm くらいかなっと思ったんだけど、外すときの感触がかなり緩めだったような気もして…

とりあえず、ステーの車体側は M8 の 0.5T系列 よりちょっときつめの 7.0 Nm、もう片側のフックでひっかけてる方は、金具が浮かない程度の締付けってことで

了解でっす。それではバッテリー端子のボルトは真ん中とって 5.5 Nm、ステーの車体側のボルトを 7.0 Nm、フックのある側は金具が浮かない程度にグイグイっと締付けておきますね

うん。ときどき緩んでいないか確認して様子を見ましょう

無事、交換完了

取り外したカオスと取り付け前のエクノIS。手前の黒いケースは純正のバッテリー保護カバー。外部からの急激な温度変化の影響を和らげる効果があるらしい

パナソニック カオス から 古河電池 UltraBattery エクノ IS へ交換完了しました

セルの回り方は落ち着いた安定感のあるかんじでちょっと高級品っぽい(気のせいです)。アイドリングストップも問題なし。OBD2 の電流値を見ていると走り出し直後にバッテリーに流れ込む電流が大きい印象。バッテリーの充電受け入れ能力が高いのかも

ということで新型バッテリー “UltraBattery エクノ IS”、取り付け直後の不具合はありません。使用感については、これからまたレビューしていきますね