
Android Developers > スタートガイド > Kotlin と Android をゼロから学ぶ > Unit1 – Kotlin を用いた Android の基本 >Unit1-2 の内容をまとめたものです(翻訳ではありません)
Unit1 – 2 の内容
- 全4回(第1回~第4回、クイズは省略)
- コードを書かずに、とりあえず一通り Android Studio を使ってみる(このまとめでは Android Studio 4.1 で動作チェックしています)
Unit1 – 2 の 第1回
動画(英語)で Android Studio の紹介。観なくても大丈夫だとおもいます
Unit1 – 2 の 第2回
Android Studio のインストールのしかたを説明しています。基本的にダウンロードしてきてインストーラを起動すればOKです
Unit1 – 2 の 第3回
Android Studio でプロジェクトを作る手順です
- Android Studio を起動
- Welcome to Android Studio というメニューが開く
- + Start a new Android Studio project をクリック
- Create New Project ダイアログがひらく(テンプレートが並んでいる)ので、Phone and Tablet のタブから Empty Activity を選んでNextボタンを押す
- Create New Project ダイアログが開くので次の項目を設定してFinishボタンを押す
- Name・・・プロジェクトの名前(デフォルトで My Application)
- 英大文字から始まるアルファベットでつけます
- Package name・・・アプリのパッケージ名
- Save location・・・プロジェクト関連のファイルを保存する場所
- Language・・・プログラミングに使う言語。Kotlin にしておく
- Minimum SDK・・・どのAndroidのバージョン以降を動作対象にしたいのか指定する。とりあえずAPI 19: Android 4.4 (KitKat) としておく
- Help me choose をクリックすると、どのバージョンを選ぶとどれくらいのデバイスに対応できるのかを確認できる
- Use legacy android.support libraries はチェックしない
- Name・・・プロジェクトの名前(デフォルトで My Application)
- Android Studio が開く
- 左が Project ウィンドウ・・・プロジェクト内のファイルやフォルダが表示されている
- 真ん中が Editing ウィンドウ・・・コードを書く
- 右が What’s New ウィンドウ・・・お知らせや使用上のヒントなど
- ウィンドウ左下に Gradle sync finished in ~ のような表示が出たらプロジェクトの読み込み完了
作成したアプリを動かすためのバーチャルデバイス(AVD : Android Virtual Device)を作成する手順です。AVD はエミュレータ(Android Emulator)ソフト上で動きます
- Android Studio のメニューバーで「Tools > AVD Manager」と選択
- Your Virtual Devices というダイアログが開く。+ Create Virtual Device をクリック
- Select Hardware ウィンドウが開く。設定済みのデバイスが一覧になっているので適当なものを選ぶ(とりあえず Phone を選んでその中の Pixel 3 XL を選んでみる)。最後にNextボタンをクリック
- System Image ウィンドウが開く。デバイスにインストールしたいバージョンのAndroidを選択(Recommended タブからQを選ぶと現時点で最新のAndroidシステムがインストールされる)。最後にNextボタンをクリック
- System Image の横に Download のリンクがあるときは、システムイメージをインストールする前にこのリンクからシステムイメージをダウンロードしておく
- System Image はけっこう大きいので最初からインストールされているものは少ない。必要に応じてダウンロードして利用する
- 最後にNextボタンをクリックすると、Android Virtual Device (AVD) ウィンドウが開く。ここでバーチャルデバイスの設定を行う。AVD Nameだけ適当な名前をつけたら、あとはいじらずにとりあえずFinishボタンを押す
- Your Virtual Device ウィンドウに今回作成したバーチャルデバイスがリストアップされていることを確認。Your Virtual Device ウィンドウを閉じて終了
アプリを作成したバーチャルデバイス(AVD)上で実行してみます
- Android Studio のメニューバーから「Run > Select Device.. 」と進んで先ほど作成したバーチャルデバイスを選択
- メニューバーから「Run > Run app」を選択するとまずAVDが起動、起動したAVDの中のAndroidOSが起動、そのあと作成したアプリがそこで実行される。それなりに時間がかかるので慌てずに待つこと
- AVDのスマホ画面に「Hello World!」と表示されれば成功
プロジェクトが保存されている場所を確認します
- ハードディスクに AndroidStudioProjects ってフォルダが作られていて、作成したアプリのプロジェクトはこの中のアプリ毎のフォルダに保存されます。アプリ名がそのままフォルダ名になっています
- アプリのプロジェクトは、Android Studio の Projectウィンドウ(左側)に表示されます。ProjectウィンドウではProjectの内容がコードを書くのに分かりやすいように表示されます(ハードディスクを直接ファイルエクスプローラで見たときと配置が違うので注意)
- Projectウィンドウの上のほうをクリックすると、Projectウィンドウへの表示の仕方が変えられます。とりあえず Android を選んでおきます
- ここで Project Source Files を選ぶとハードディスクをファイルエクスプローラで直接見たように表示できます
Unit1 – 2 の 第4回
Androidアプリを実機(スマホ)で動作確認する方法を説明しています
- スマホの Developer options(開発者オプション)をアクティブにして、USB debugging(USBデバッグ)を有効にする
- スマホの設定で About phone(デバイス情報)を選ぶ
- Build number(ビルド番号)を7回タップする
- このときパスワードやPINを要求されたら入力する
- 設定に戻ってSystem(システム)をタップする
- Developer options(開発者オプション)が表示されていることを確認してタップする
- USB debugging(USBデバッグ)をONにする
- Google USB ドライバをインストールする(Windowsの場合)
- Android Studio を立ち上げる
- メニューバーから「Tools > SDK Manager」を選択
- SDK Tools タブを選択して、Google USB Driver にチェックを入れてOKボタンを押せばセットアップ完了
- android_sdk/extras/google/usb_driver にドライバは保存されます
- スマホ(実機)をPCにUSB接続してアプリを実行してみます
- スマホ(実機)とPCをUSBケーブルで接続
- ダイアログが開いて、USBデバッグするか(Allow USB debugging?)きかれるのでOKする
- Android Studio 3.5以前では Select Deployment Target ダイアログが開く。接続した実機とAVDが一覧で出てくるので実機を選んでOKする
- Android Studio のメニューバーで「Run > Run app」を選択する。アプリが実機(スマホ)にインストールされた後、実行される
- うまく動作しない場合は、USBケーブルの抜き差し、リブート、スマホの開発者オプション内の設定の確認などをしてみる。Android Studio ユーザーガイドも参考にする