
登記事項証明書(登記簿謄本)は、取得のしかたで手数料が違うのでまとめておきます。
手数料が安いのは
今回は法人の登記事項証明書をとります。手数料はこんな感じになります。
- 一番安い:インターネットで申し込んで、窓口で受け取る。480円。
- 次に安い:インターネットで申し込んで、郵送で受け取る。500円。
- 一番高い:窓口で申し込んで、窓口で受け取る。600円。
また、証明書として紙の形でほしいのではなく内容を確認したいだけ、という場合はインターネットでPDFの登記事項証明書を取得するのが早くて安いです(手数料の支払いにクレジットカードが必要)。
- インターネットで申し込んで、PDFでダウンロードする。335円。
気をつけること
まずひとつめ。 紙を請求するときと、PDFでダウンロードするときで利用するサイトが違う。
- 紙で受け取りたいとき・・・登記・供託オンライン申請システム(登記ねっと・供託ねっと)で申し込みます。
- PDFでダウンロードしたいとき・・・登記情報提供サービスで申し込みます。
それからふたつめ。横浜法務局湘南支局の1Fにある証明書発行請求機という機械。タッチパネルで簡単に申請できるんですが、手数料的には窓口申請扱いになるみたいです。先にネットで申し込んでおくほうがよいです。
紙の登記事項証明書を請求してみる
紙の登記事項証明書をインターネットで申し込んでみます。手順は次の通り。
- 登記・供託オンライン申請システムのページに行きます。
- 「申請者情報登録」のボタンを押して利用登録します。
- 利用登録が終わったら「かんたん証明書請求」のボタンを押してログイン。
- 必要な証明書の請求手続きをします。
- 手数料の支払をします。ペイジー(pay-easy)に対応している銀行のインターネットバンキングが利用できれば、PCからすぐに決済可能。
- 郵送受取を選んだ場合はあとは待つだけ。窓口受取の場合は指定の法務局の窓口に受け取りに行きます。
このシステム、24時間稼働でないので注意。利用時間は平日の朝8:30~夜9:00まで。
PDFの登記事項証明書をダウンロードしてみる
内容が確認できれば十分なときには、PDFの登記事項証明書をダウンロードしてみます。 手順は次の通り。
- 登記情報提供サービスのページに行きます。
- 一時利用の「利用申込」ボタンを押して手続きを進めます。
- 必要な登記事項証明書を指定して手続きを済ませるとすぐにPDF形式でダウンロードできるようになります。決済も自動的に行われます。
一時利用の場合、証明書を請求できるのは、発行されたログインIDではじめてログインしたときだけなので注意。あとからまた別の証明書を請求したいときは、また最初から同じように手続きし直します。
なお、このシステムも24時間稼働ではありません。利用時間は平日の朝8:30~夜9:00まで。