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Kotlin言語

スタンドアロンなKotlinプログラムを実行する方法

Kotlin プログラム(main があってスタンドアロンで実行できるもの)を Android Studio で編集して、Android Studio で直接実行することが できます。また、Web ブラウザ上や ターミナルウィンドウ上でもコンパイルや実行が可能です


Webブラウザを使う

インターネットさえあれば、いきなり使えちゃう

WebブラウザでKotlinコードを試したいときは Kotlin Playground にアクセスします。Kotlin Playground は JetBrains 社(Kotlin や Android Studio の開発元)が運営しています

Android Studio 上で簡単に実行する

Kotlin プログラムの作成だけでも Android Studio を使えるの

Android アプリ作らなくてもいいんですね

  • Android アプリでなく、単なる Kotlin コードの記述や実行でも、Android Studio を使うことができます
  • Android Studio に支援してもらいながら Kotlin コードを書くことができます
  • ネットワーク環境がなくても実行できます

操作の手順

  • Android Studio を起動して適当なプロジェクトを作成します
  • Kotlin プログラムファイルを新規に作成します
    • 左に表示される Project ペインの中で、app > java とたどって、その下にある適当なフォルダ上で「右クリック > New > Kotlin Class/File」とすれば作成できます
  • たとえば以下のような Kotlin プログラムを書いてみます。新規作成時に自動で書き込まれた package や class は、消しても、そのままにしておいても大丈夫です
fun main() {
    println("Sample")
}
  • Kotlin コードに main 関数を書き込むと、Project ペインに表示されている Kotlin コードのファイル名に拡張子 .kt が表示されるようになります
  • ファイルを右クリックして、メニューの中にある Run を選択します(Shift + Ctrl + F10 でも大丈夫)
  • Kotlin コードがコンパイル、実行されて、結果が Android Studio の Run ペインに表示されます

Android Studio や Windows のターミナルで実行する

ターミナルで使うときは PATH の設定をしてくださいね

  • Android Studio の Terminal ウィンドウ や Windows のターミナルで実行することもできます
  • ここでは Android Studio のターミナルで実行してみます。Windows のターミナルで実行するときも同様です
  • Android Studio のターミナルは、ウィンドウ下のほうにある「Terminal」をクリックすると開きます

操作の手順

  • Android Studio といっしょにインストールされている Kotlin にパスを設定します
    • Windows のコントロールパネルで「環境変数」を検索してダイアログを開きます
    • PATH に C:\Program Files\Android\Android Studio\plugins\Kotlin\kotlinc\bin を追加します
  • Windows や Android Studio のターミナルで kotlin -version としてバージョンが表示されれば PATH の設定は成功です
    • うまくいかないときは PC を再起動してもう一度試してみます
  • Android Studio 上で Kotlin ファイルを作成して、コードを書きます(上に書いたのと同じように)
  • Project ペインで Kotlin ファイルを作成したフォルダを選択、右クリックして「Open In Terminal」を実行します。ターミナルのカレントディレクトリが設定されます
  • Terminal ウィンドウで Kotlin ファイルをコンパイルします(ファイル名 Sample.kt の場合)・・・kotlinc Sample.kt -include-runtime -d Sample.jar
  • Terminal ウィンドウで実行します・・・kotlin Sample.jar とします
  • 尚、次のようにすると JavaScript にコンパイルすることもできます・・・kotlinc-js Sample.kt -output sample.js