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ギターや音楽の知識

ギターでは弾いた音が大きく鳴るとは限りません

弦を弾くと基音と倍音が出ます。ギターの場合、基音(楽譜上の音)よりも倍音の方が大きく鳴っていることがあるんです。


ふつうに考えれば基音が一番大きく鳴ります

基音が一番大きく鳴って、倍音はそれに比べて小さめに鳴るんですよね

うん、でもギターだと倍音のほうが大きく鳴ることもあるの

楽譜の通りの ド を弾いたとします。たとえばそれが5弦の3フレット、C3 と言われる ド だったとします。

基音が C3、2倍音が1オクターブ上の C4、3倍音が G4 ・・・ と基音といっしょに倍音が出る。当然、基音 C3 がいちばん大きい音で、2倍音、3倍音 とどんどん小さくなって色を添えていく。普通に考えればそうなりそう。でもギターってちょっと違うんです。

ギターのピッキング位置と倍音の鳴りかた
ピッキング位置が節に近い音は鳴りにくいのです

ギターは基音が小さくなりやすい

音の大きさって、節に近いところでピッキングすると小さくなっちゃうんですよね

そうなの。しかもギターでピッキングする位置って弦全体から見るとかなり端っこのほう、基音で見るとかなり節に近いの

基音が小さめになっちゃうとか?

うん、場合によっては倍音のほうが大きな音で鳴っちゃうこともあるの


板書を見てみると、ローポジション(ナットに近い方)でプレイするとき、ピッキングは基音にとってかなり節に近い位置(ブリッジの近く)になっています。つまり、基音の音は小さくなりやすいんですね。

一方、倍音によってはむしろ腹に近いことも。つまり比較的大きめに音が出たりします。それによって、基音と倍音の音量が逆転することがあるんです。ギターの場合、弾いたはずの音よりもオクターブ高い音の方がよく鳴っていることがあったりするんですね。


左手、右手、ピックアップ

ギターの音色(倍音構成)って、ちょっとしたことで変わるんですね

うん、左手のポジション、右手のピッキング位置、ピックアップの位置、いろんなことで音色(倍音構成)が変わってくるの